LANの構成機器を結ぶ通信ケーブル!

LANケーブルとは!

LANケーブルとはLAN(Local Area Network)を構成する
各機器(パソコン、プリンター、ハブ等)の間を繋ぐ通信ケーブル。

 

LANケーブルにはツイストペアケーブルや同軸ケーブル等のメタリックケーブルと
光ファイバーケーブルがあります!

 

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ツイストペアーケーブル

日本語で「対撚り線」とも呼ばれています。
ノイズ対策のシールドを施したSTP(Shielded Twist Pair)と、
シールドの無いUTP(Unshielded Twist Pair)の二種類があります。

 

一般的には布設が楽で安価なUTPが使われています。
UTPの規格は通信の仕様により「カテゴリ1」から「カテゴリ7」なかから
決められたものを使用します。

 

LANの中でも最も一般的な「イーサネット」ではカテゴリ3以上のケーブルが使われます。

同軸ケーブル

銅の芯線の周りを樹脂などの絶縁体で囲み、
その周囲に金属メッシュを被せさらに外側をビニール等で保護した単芯のケーブルです。

 

家庭内ではテレビのアンテナ線に使用されています。
金属メッシュが雑音をカットする効果があるので高い周波数を使う伝送に適しています。

 

対撚り線より減衰に強いので、高速での長距離伝送に使われます。

光ファイバーケーブル

LANケーブルのなかでもっとも高速な伝送が可能で、
また電気的なノイズを受けないので屋外や工場での配線に適しています。

 

しかしかなり安価になったとはいえ、まだメタリックケーブルより割高です。

 

さらに布設する場合は曲げ角度に制限があり、
端末処理も特別な工具とスキルが要るので、
プラント内の細部まで光ケーブルを布設するのは困難です!

 

幹線は「光」を布設し末端の計器室内や盤間はメタリックを使うことが多いようです!