計装工事で布設される代表的なケーブル!

制御ケーブルとは!

計装工事の電気配線は、基本的には電源配線と信号配線に分れる!
さらに信号配線の中には、熱電対温度計に使用される「補償導線」のように特殊なケーブルもある!

 

最も一般的な制御ケーブルはCVVと呼ばれるケーブル!
この「VV」というのは「ビニール絶縁・ビニールシース」のこと!

 

「ポリエチレン絶縁・ビニールシース」の制御用ケーブルはCEV、
「ポリエチレン絶縁・ポリエチレンシース」のものはCEEという!

 

頭の「C」はCONTROLの頭文字の「C]で「制御用」を意味する!

 

さらに4〜20mA等の信号用に使用する時は、
ノイズ防止のためシールドを施した仕様のものがよく使われ、
「CVV-S」「CEV-S」「CEE-S」等と呼ばれる!
「S」はシールド(SHIELD)の「S」のこと!

 

ちなみに、電力用ケーブルとして使用される「CVケーブル」の「C」は、
CONTROLの「C」ではなく、「架橋ポリエチレン絶縁」のこと!

 

このあたりの詳しいことは制御用ケーブルは「JIS C3401」で、
架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルについては「JIS C3605」で規定されている!

 

計装設備の電源配線は電気式計器の電源供給がメインなので、
電気的な容量が小さいため制御用ケーブル(CVV等)が使用されることが多い!

 

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