導圧配管に鋼管を使用する施工方法!

パイピング

パイピングによる導圧配管は、圧力を導く管に鋼管を使用し、
接続には溶接とフランジを使用して施工する方法!

 

また、「曲げ部分」はエルボも使うが、ベテランが現場で専用のテーブル型パイプベンダーを作り、
これを使用して必要な曲げを手作業で加工をする。

 

かつて、このパイピングによる導圧配管は計装工の真骨頂だった。

 

配管サイズは1/2インチ程度でスケジュール管と呼ぶ鋼管を使う事が多い!
STPG(圧力配管用炭素鋼鋼管)のSch40かSch80が一般的だが、
鋼管の材質やガスケットの仕様はプロセス本管に準ずる。

 

ちなみに、Sch40(スケジュール40)は「スケヨン」、Sch80(スケジュール80)は「スケッパチ」
という。

 

以前は、導圧配管といえば「パイピング」と決まっていたが、
最近はSUSチューブによるチュービングが主流になっている。

 

また、技術の進歩により「配管直付け」タイプの計器が増えてきたので、
導圧配管自体が計装工事の中で占める割合がかなり減ってきている!

 

その為、ガスケットや配管の圧力レイティングに関する知識が乏しい現場監督や作業者が
増えている。

 

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